日常茶飯事とCDコレクション
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エスパーズ、変なフォーク

 最近購入したCDから。この頃は衝動買いが多くて・・・。それなりに良く聴いているから、まあいいか。

 アメリカはフィラデルフィアのサイケ・フォーク・バンド、Espers。サイケやらフォークやら何かと胡散臭い形容詞が並んで、前にも書いた通りフォークと言う言葉には、若干の憎しみを感じるものだから、なかなか手が出し難かった。
 何故このバンドのことを知ったのかといえば、Sleepytime Gorilla Museum の関連で、Faun Fables を聴き始めたとき、ウィキペディアで New Weird America の記事を読んだことがひとつ。Faun Fables のひとつ上に Espers の名前が挙がっていて、そんな傾向かと思った。Weird という言葉も魅力的(?)で、この言葉で反射的に思い出してしまうのが、かの怪奇作家の Lovecraft。例えば、インスマスの風景の一部でも感じられれば、ダニッチの出来事の一部でも実感できれば・・・とおおきに勘違いさせてくれた。
 もうひとつが「これを聴いて死ね~ブリティッシュ・フォーク・ナウ~」さんの「2008/2/06 私をエスパーズに連れてって!」の気合いの入りまくったレヴューによる。まったくこの記事のアジテーター振りは見事なもので、誰もが「聞かなければ!」という感じになってしまう(それに釣られてコロリと聴いてしまう自分もどうかと・・・いやいや新しい変な音楽、それもかなり気に入っているので、お礼を申し上げます)。

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 草色の、しかしサイケといえばサイケとしか言いようのないジャケットで最初のアルバムが出たのが2004年。この頃は、まだ男1人、女2人の3人組でそこにフルートやらチェロやらのゲストが加わる。打楽器奏者がいないので、ふわふわした浮揚感が漂う。そこにMeg Baird の細い声が加わるとこわれもののような儚さまで感じてしまう。打楽器のないことが folk である証のようなサウンド。

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 2枚目は、打って変わって蛍光色の朱色に黄色を配した、いかにも「明るい太陽の下で」みたいな感じの The Weed Tree。このときから6人組となっている。インストルメンテーションの記載もなく、各人の苗字が羅列してあるだけのそっけなさ。
 内容的には、トラッドとカヴァーが7曲中6曲、最後の Dead King のみオリジナル。なんで Nico、Blue Oyster Cult と思ってしまうが、統一感が損なわれることはなく、収まりは良い。ジャケット同様、全体的に明るい感じだが、ディストーションの掛かったギターや変なアナログ・シンセサイザーの這い回るような音が入っているのは前作同様。今回からドラマーも参加してはいるが、控え目な印象で folk という感じはまだまだ保っている。
 このアルバムはEPの扱いなのか、次のアルバムに「2」という番号が振られている。1枚目も40分そこそこだったのだし、37分のこのアルバムに何故番号を振らなかったのだろう、カヴァー・アルバムだからか、理解に苦しむ。唯一このアルバムのみ、廃盤扱いで手に入り難い(かくいう自分も amazon.co.ukのマーケットプレイスで手に入れた)。

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 2006年に「Ⅱ」発表。同じく6人体制。無意味なインストルメンテーションの記載が長ったらしいが、他の記載は、今まで同様歌詞もなく、そっけない。
 作風に大きな変化はないが、ややドラムが大きく録音されているのか、ロック色が強くなった感じがする。前作でも演奏された Dead King が再演され、1曲めの Dead Queen と対を成す。

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 2009年「Ⅲ」。もうフォークというよりフォーク-ロックという感じで、ロック色を増している。ベース奏者が脱落して、5人組。1曲が短くなったせいか、前作までに感じられた段々盛り上がっていく感じ(だんだんというよりも「うねうね」とか「ねちねち」とかの言葉のほうがフィットしてる感じがするが)が少なくなっているような気がする。ちょっと期待外れ、といったところ。

 最後に、このバンドの特筆すべきところは、ジャケット・デザインの素晴らしさ。LPで作品を出したいと思うのも当然といったところ。Brooke Sietinson の才能に脱帽、特にⅢのジャケットの素晴らしさは、これぞサイケデリックといった感じで魅了されること請け合いである。

 ここらへんの音楽は初めて手を出すところで、知識も足りないため、紹介が表面的になってしまった。どなたか、ここら辺の動向が分かるサイトを教えて下さい。

 
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by ay0626 | 2012-01-05 21:58 | folk