日常茶飯事とCDコレクション
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冥い波、再び ブラック・テープ・フォー・ア・ブルー・ガール (2)

 夏バテのせいか、本も読まず、音楽も熱心に聴かずの状態が続いている、おまけに会社でも家でも碌なことがない。こういう時には、部屋に閉じこもってじっとしているのが一番だろうな、と理屈を付けて昼寝ばかり。
 処暑も過ぎたのだから暑さも一服になって欲しいものだが、朝は多少凌ぎ易くはなったか、昼からの暑さは相も変わらず。会社から帰る頃になるとそれでも陽は相当に傾き、電車が最寄駅に着く頃には夕焼けも暗さを伴う、やはり季節は着実に歩みを進めている。
 そういえば、今年はウナギをまともに食っていない、稚魚が不漁とかで値段も随分上がっているものと聞く。ウナギも食えば旨いのだが、そうそう食い慣れたものでもないため、口に入らぬが寂しいといった感じもなく、食わねば食わぬで過ぎていってしまうもの。土用の丑の日の数日前に会社の食堂でも大出血価格200円也で丼が提供されたようだが、並ぶのが嫌でそばなんぞを食してしまった、ちょっと我慢して並んでおいたほうがよかったか。
 そもそも土用とは、陰陽五行説にいうところの変化の時期、季節の変わる時期、従って立春、立夏、立秋、立冬の前の18日程度を指す。正確にいうと今は「夏」の土用になる訳だ。立秋の前の節季は大暑だから、夏の一番暑い頃、スタミナ食としてウナギを食いましょう、ということのよう。一般的には、平賀源内がコマーシャル・メッセージとして発案したということだが、もともと丑の日に食わなければならぬ理由は述べられてはいない。一説に丑の日に「う」の付く食べ物を食べるとよいといった風習はあったようで、梅干とかを食べるなんていうのもあったそうだ。そういえば、食い合わせの悪いものの代表にウナギと梅干というのがあった、どうもそれは嘘であるらしい。
 思えば昔は食いたいなぁと思う食い物がいくらでもあった、しかしこの歳になると今何が食べたいと聞かれても困ってしまう、本当に心から食いたいと思うものがない、食いたいと思ううちが華なのか、食いたいものがない割には、どんなものでも食い始めると食ってしまうのが痩せない理由なのだが・・・。

 と、また本ネタとは関係のない無駄話で始まりました、ハイ。昼寝のお供に、とういことで Sam Rosental 氏率いる Black Tape for a Blue Girl の2回目。昼寝のお供は、最適が Stephan Micus で、Black Tape は途中豪くびっくりさせるような音も入っている場合あり、要注意といったところ。

a0248963_15555038.jpg 5枚目に当たるのが、This Lush Garden Within 、1993年作品。瓦礫の上に寝転がる裸のおねえさん、というジャケット・デザインは、ヌード写真満載の歌詞ブックレットの入った2009年の 10 Neurotics の先駈けともいえるか、しかしながら音楽面は今までの作品と殆ど同じ傾向といってよい。たゆたうシンセサイザー・ウェーヴの上にくっきりしたヴォーカルの載る、メロディーの追い難い音楽。
 殆ど生楽器は使っていない、若干のピアノとギターのクレジットがあるだけ。ヴォーカルは Oscar Herrera と Lucian Casselman がメインだが、Oscar Herrera の出番は相当少なくなっている。Sam 氏もがんばって数曲メイン・ヴォーカルを張っている。他に2~3人のヴォーカリストが参加しているが、そんなに強烈な印象を残す訳ではなく、曲といっても同じような感じで流れるので、54分の作品の中の1パートとも言えてしまう。

a0248963_15571094.jpg 6枚目が Remnants of a Deeper Purity 、1996年作品。2006年に10周年記念盤として、97年のEP With My Sorrows にライヴを加えた2枚目を加えて再発された。
 77分の大作で、全面的にヴァイオリン( Vicki Richards ) とチェロ( Mera Roberts ) が加わり、サウンド的にも厚みと深みが増した、傑作といってよい。ヴォーカルは前作から引き続き Oscar Herrera と Lucian Casselman だが、インストルメンタル部分がかなり多くなっている。特に4曲目、For You Will Burn Your Wings Upon the Sun は26分を超える作品で殆どがインストルメンタル。相変わらず Oscar Herrera の声は暑苦しいが、慣れればそんなもの、Sam 氏はこうした声が好きなようで、次の男声 Athan Maroulis も似たような感じ、良くも悪くも Black Tape のメイン・メイル・ヴォーカルははっきりくっきりの熱唱タイプ。
 Disk 2 に収められた With My Sorrow もなかなかの出来で、ヴァイオリンとチェロが非常に良い感じ、若干の大袈裟感は否めないが、それでも今までのシンセサイザーのみの無機的な印象にかなりの表情が出てきた感じで、次作以降のアルバムの作り方の骨格はこのアルバムにある。

a0248963_15562677.jpg 同年には、EP として33分ほどの The First Pain to Linger が出ている。この作品は Sam 氏の小説の付属品のよう(小説が付属品?)。1曲目と7曲目(この曲には題名が付いていない、湾岸戦争時の薄暗い雰囲気の中で作った、とのこと)のみが未発表曲、他の曲は色々なコンピレーションに提供した曲を寄せ集めたもののようだ。メンバーのクレジットは、Sam 氏と Oscar Herrera 、 Lucian Casselman の3名。
 この EP は、そんなに数も出ていなかったらしく、amazon のマーケット・プレースに出るとそこそこの価格が付いているものだから、Projekt (Sam 氏のレーベル、Black Tape は全てここからリリース)の通販ページでこの EP を見つけ、その上『Last Copies !!』なんて煽られるとついつい手が出てしまった。33分の内容的には大したことのない作品に$18などという大枚を叩いてしまったが、コレクターとしては当然といったところか、しかし、それから既に1年が経過しようとしているのに、未だ通販ページには本作が『Last Copies !! 』のまま販売が継続されている。

 もう夏も終わり、来週は休暇を取って北海道に遊びに行くつもり、涼しいといいなぁ。もう少し暑さを我慢、音楽を聴きながら昼寝を継続。
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by ay0626 | 2012-08-25 13:46 | dark-wave