日常茶飯事とCDコレクション
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一枚だけ偏愛 キャンバーウェル・ナウ

 いよいよ衆議院解散となった。「16日に解散します」と高らかに宣言した野●首相は本当に気持ちが良かったと思う、溜まりに溜まった鬱憤を一気に放屁するような一言、首相のみがいうことのできる一言の快感はどれほどのものだったろうか。それに比べ安●総裁のあたふた感、ちょっとみっともなかったね、「今の言葉、確りと受け止めましょう」と目をぐるぐるさせて見得でも切れば、もっと支持率も上がったろうに。
 政治屋さんたち、年末解散で正月を失業者で始める訳にもいかない、それならば勝てるところで、と浅ましさ満開状態、民主党から自民党に鞍替えする無節操者もいる訳で、これは本当にみっともない。主義主張が一番であるはずが、自分の職業を守ることが一番になっている、高潔な人ばかりでないのは当然のことだが、それをあからさまに見せるのはどうなのか、そんな人に投票しなければならない人も可哀想ではある。
 あの発言があった日には、森●子さんの死亡、サッカーと大きな話題が合って、ニュースの順番も殆どこの通り、三題話みたいでちょっと笑った。92歳のおばあさんは何時亡くなってもおかしくはなかった、数年前から殆ど目の光がなくなり、ふうっと視線が宙を泳ぐところなど、長くはないと思わせた。この人も完全にパラノ型の人で、同じ劇を2,000回以上主演したのが日本人の琴線に触れ、国民栄誉賞まで貰った。同じことを2,000回もやって飽きなかったのだろうか、自分などどうしてもそんなことを考えてしまうのだが、この国の人たちは「一途」が大好きのようで、ここら辺は自分の理解の範囲を超えている。2,000回もやっているのに、多分お決まりのセリフが「まだまだ満足していない」、どうすれば満足できるのか、満足できる前にあの世行き、天国でも芝居に励めばもっと拍手喝采という落ちなのか。
 サッカーは、自分の守備範囲外なのでコメントなしということで。

 今日は、3時過ぎまで野暮用で外にいたため、短めに書く。続々と CD が到着し始め、聴けぬままにそこらあたりに転がっている、聴ければそれについて書こうと思ったのだが、まだ書くまで聴き込んでいない、それらについては後日。
 ということで、今回は聴き返しも必要ないほど聴き込んだ Camberwell Now 、いわずと知れた This Heat のドラマー Charles Hayward が作った歌モノユニット。Quiet Sun (唯一のアルバムが、75年の Mainstream)、This Heat を経て82年に結成、2枚の30センチ EP と一枚のアルバムを残し87年解散。音源は少ないが、偏愛するユニットである。
 Charles Hayward 関連の CD は殆ど所持しているが、何のせいか余り聴く気がなくなり、今では聴くのはこのユニットのみ、This Heat もソロ作品も重い感じがするせいか、やっぱり感性が変わってきたためか。

a0248963_22223518.jpg 自分の持っているのは、1992年にスイス RecRec からリリースされた All's Well 、30センチ EP 2枚と1枚のアルバム、カセット・オムニバスに収められた1曲( Daddy Needs a Throne )を加えた全集版である。その後、リマスター盤も発売された。本当に良く聴いたアルバムで、Hayward の作品では必ずしも評価の高いもののようではないが、自分にとっての Hayward といえばこの1枚なのである。
 81年 This Heat は、Gareth Williams の抜けた穴を Ian Hill と Stephan  Rickard で埋め、Charles Bullen とのカルテットでヨーロッパ・ツアーを行うが、敢え無く解散、その時のメンバー Rickard にベーシスト Trefor Goronwy を加え Canberwell Now が出来上がる。ドラムとベースのリズム・セクションにテープ録音の音を被せ、そこに歌を乗せていくスタイル、今で言えばサンプリング、エフェクトで作り上げる不可思議な音群。この Goronwy 、天才じゃないかと思うくらい印象深いベーシストである。

a0248963_2223985.jpg 最初の EP 、1982年12月録音の Meridian 、4曲収録。非常に音数を少なくして歌を浮かび上がらせるような作りとなっている。もともと、Hayward は社会の歪みに対する批判を前面に押し出しているが、This Heat はインストルメンタルが多いため、歌詞という形でまともに表明されることがなかった。それに対して、Camberwell Now ははっきりした主張がどの歌詞にも出ており、多分これが日本語であったらここまでは好きにならなかっただろうと思う、まぁ、かなり抽象化はされてはいるが。
 シンバルとメロディカ、ベースで始まる Cutty Sark (紅茶を運ぶ船)で幕を開け、多分紅海当りの真珠採りの悲哀を歌ったと思われる Pearl Divers、この2曲はメロディーも美しく、This Heat では聴かれなかった新たな世界を描出している。そしてドラムの躍動感の素晴らしい Spirit of Dunkirk を経て、最大の聴きもの Resplash へ。沈静作用というか「引きの魅力」満載のこの曲、ドラムとメロディーが微妙に食い違う感じと素晴らしく太いベースの音が非常にダウナーな気持ちにさせてくれる佳曲、All's Well では82年録音の原曲ではなく84年の再録音版を収録。
 この曲の後にオムニバス収録の Daddy Needs a Throne を収録、This Heat を感じさせる激しいナンバー。この曲もベースが素晴らしい、人間業とは思えないようなスピードで弾き捲くって、突然の終わり、静寂。

a0248963_22233648.jpg 唯一のアルバムが84年8月から翌85年2月に録音された Ghost Trade 。このアルバムから Rickard の楽器クレジットに Tape Switchboard の表示が見える。多分、複雑なテープ操作を出来るように開発された機器であろう、奇妙な音がてんこ盛りの怪作。
 素晴らしく歯切れの良いドラムとそれにピタリ追随するベースの Working Night で幕を開け、同じような曲調の Sitcom が続き(最後の部分の女性ヴォーカルが印象的)、ドラム・ベース・レスの奇妙な音群から立ち上がるHayward のヴォーカルが素晴らしい(歌詞はざっと眺めて何がいいたいのか不明だが) Wheat Future で LP A面は終わる。リズムを敢えて単純にし、様々な声を上に乗せた実験作 Speculative Fiction 、またまたドラムが軽快な Green Lantern 、そして最後が11分を超える奇妙な音が詰まった The Ghost Trade 、低い声で唸るように歌う歌に添うようにバス・ドラムの一定のリズム、トイ・ピアノかグロッケンシュピールか点描的な効果を上げ、これも「引きの魅力」のある作品。

a0248963_2224250.jpg 最後の EP が Greenfingers 、86年8月録音。3人に加えて女性サキソフォン・ヴィオラ奏者の Maria Lamburn が加わっている。彼女が加わることで生音が彩りを添える。
 最初の曲が Greenfingers 、This Heat 時代の曲らしく実際にライヴでも演奏されていた模様。ちょっと(というか大分) This Heat の他の曲とはイメージが違い過ぎるか、この EP に収められて正解なのだろう。途中のふっとソプラノ・サックスの音が立ち上がるようなところ、全面的にテナー・サックスが出て来るところは、今までの録音にはない、こんな感じは本当に好きだ。ピアノの音が印象的な Mystery of the Fence に続き Goronwy のヴォーカル曲 Know How 、何でこんなシンプルで直線的な曲をここで持ってきたのだろうと驚く、あんなベースを弾くのに案外純情な人だったりして。そして奇妙な音の塊、短い Element Unknown で幕を閉じる。
 この後、アルバムの計画もあり、ツアーも順調に消化したようだが、Rickard の脱退により、あえなく解散。Greenfingers の音の作り方が好きだったので、もう1枚くらいはアルバムを作ってくれても良かったのに、と思う。

 昨日は快晴だったのに、今日はかなり強い雨、女心のような・・・知りませんが。今読書をしていまして、しかし昨日一昨日と帰宅が遅く、まだ最後までは読み切れていない、来週くらいにはご報告を・・・と考えております。




 
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by ay0626 | 2012-11-17 19:36 | rock